今使っている文具 vol.023

 

今使ってる文具達

 

Yard・O・Led バイスロイ万年筆・ヴィクトリアン:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク: セーラー・蒼墨


プラチナの古典BBが気に入ってたのでしばらく使っていたが、ystudioの軸でセピアを使う事になったのでそれに合わせて彩度低めで落ち着いた色の蒼墨にした。

銀は自然光の下だと宝石の様に輝くな。持ち歩くときはスリップオンのミニペンケースに一本だけ仕舞う事にした。


Yard・O・Led バイスロイ万年筆:ヴィクトリアン・レビュー

 

 

 

ystudio ポータブル万年筆・クラシック:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク: <クラシックセピア>


プラチナのクラシックインクのカーキブラックに同社の古典ブルーブラックを混ぜたセピアを使っている。
ニブは古典インクに合わせて金ニブに換えておいたが、やはり線は太く出るな…

持ち歩き普段使いにはやはりエイジングの似合う軸がいいなぁ、と思いメインは上記の二本に落ち着いた。


ystudio ポータブル万年筆:クラシック・レビュー

 

 

 

Kaweco リリプット万年筆:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク:<ノクタジュール


持ち歩き常備用の軸。専用レザーケースが緩くなって落っことしそうなのでクリップで固定する事にした。


Kaweco リリプット万年筆・レビュー

 

 

ロディア WebNoteBook Landscape A5:


変則的なレイアウトのノートなので変則的に使えて面白いが、やはり持ち歩いて使うならスタンダードな縦長のノートの方が使い易いかもな。

蒼墨とセピアの組み合わせは思ったよりも良いが、カジュアルなロディアには少し渋めな組み合わせだな…


 

 

 

総評:
万年筆はやはりキズや経年劣化によるエイジングが似合う軸が使い易いが。
特に意識はして無かったが今回万年筆以外はレゴブロックみたいなポップな組み合わせになったな。面白かったので写真に残しておこう。

蒼墨は青墨よりは暗い、彩度を落とした水色みたいな色で、和紙に似合いそうな何処と無く和風のセンスを感じさせる面白いインクだった。

 

メモはロルバーンを使ってるが、丁度こっちもインクの組み合わせ同様青系と黄系の組み合わせだな。

カランダッシュ849はフィッシャーのボールペンリフィルで常備してるが、少し乱暴に扱ってしまい寝っ転がって使うと線が掠れる様になってしまった。
普通に使う分には大丈夫な様だが…中のガスが抜けてしまったんだろうか?次は丁寧に扱おう。

トラベラーズノート・レビュー

万年筆を使い始めてからそれ用のノートを色々探すことになった。

要件は

・A5くらいのサイズ感
・丈夫なハードカバー
・書いてる途中で勝手に閉じない開きの良いノート
・万年筆のインクでも裏抜けしない紙
・内ポケット
・しおり
・表紙を閉じるためのゴムバンド
・納得のいくデザイン

結論はトラベラーズノート

 

過去のノート遍歴:
一時期は気軽に使えるリングノートが気に入っていて、しろくまノートのA5スリムサイズをノートに、B7サイズを持ち歩きメモにしばらく使っていた。
質の良い紙を大量かつ無造作に使える良いリングノートだった。

が、開きが良くてハードカバーのついてるノートが欲しかったのでロルバーンのスリムをノートに使うようになった。
スリムサイズ(横幅の狭いノート)はあまり腕を動かさずに手首の動きだけでノートに書き込めるから好きなんだけど、これは染料インクだと裏抜けするので一冊でやめた。
メモ用途では気にならないのでメモサイズの方は結構使っていた。
最初は縦型ミニを持ち歩いていたのだけど、縦型Mのレポーターサイズを間違って買ってしまったら思いの外使い勝手が良く、これは今でも使っている。
ハードカバーとリングノートならではの開きの良さと気軽さで、雑多に扱っても気にならない感じがいい。デザインも良いし。

その後しっかりしたノートを使いたくて、MDノートモレスキンなど色々渡り歩いた。

 

MDノートは紙質は問題ないんだけど、カバーをつけるのが前提のデザインが好きになれず、文庫サイズは使い切ったが新書サイズは途中で使用を断念した。
この辺でノートとは消耗品であり、装飾用途のカバーは不要なんだなと気づいた。
基本的に本に機能以外でカバーを付けたくなく、読書用の本もすぐカバーは取ってしまう。

モレスキンは紙質が悪く、しかしインクを色々試すほどに要件的にもデザイン的にも好みだったのだが、やはり途中で使用を断念した。
その後、中身のノート部分を切り取りハードカバーだけを使うことにして、中身はトラベラーズノートの軽量リフィルにしてみた。
これが思いの外使いやすく、リフィルとカバーの隙間にはペンが一本ちょうど収まって良い感じだったのだが、背割れが起きてしまい、やはりしっかりとした革製のカバーが良いと再認する事となった。

そしてトラベラーズノートへ至る。

トラベラーズノート

 

トラベラーズノート自体はかなり前から使っていて、今のは三代目。
初代は万年筆を知らなかった頃から使っていたが、ノートにデジタルデバイスを用いるのがメインになったので使わなくなった。
表紙自体は良いのでシンジポーチをたくさんつけて筆箱にしたり、MDノート新書サイズをリフィルにしたり色々試したけど、遊びすぎて革がダメになってしまって使えなくなってしまった。
シンジポーチを向かい合わせて配置すると、理論上はあらゆるものを筆箱にできる。

二代目はパスポートサイズで、これもシンジポーチをつけてロディアペンホルダーを仕込み、ショート万年筆を装備して持ち歩きメモ兼サイフにしたが、持ち歩きメモ自体を使わなくなったのでお蔵入りとなった。
専用リフィルは表紙がフニャフニャして立ったままでの筆記に不便だったので使わなかった。

三代目は上記のノート遍歴の結果、やはりカスタマイズできるトラベラーズノートの価値を再認したので、再度使用することにした。
ブルーエディションなのはその時丁度売ってたから。

トラベラーズノートはハードカバーでない点が気に入らなかったんだけど、クラフトファイルに厚紙を仕込んで自分でハードカバーを作って、革カバーとリフィルの間に挟めばフニャフニャしなくなると気づいて、最大の懸案がなくなったので正式にデフォルトノートとして活用する事となり現在に至る。

 

トラベラーズノート・カスタマイズ編:
手製のハードカバーは、クラフトファイルのポケットに半ページサイズに切った厚紙を入れて、その上から色紙(文具店とかで売ってるちょっと厚手のもの)とその同色のマスキングテープを貼り付けて外見を繕っている。
今思うと厚紙でなく厚手のプラ板とかの方が良かったかなぁ、とも思う。
オフィシャルでハードカバー化リフィルを出したら売れると思うがどうだろうか?
出すなら合皮とか使わず、薄くて硬くて雰囲気の有るものにして欲しい。(ブラス製の角を丸めた薄い金属板とか)

革カバーにデフォルトで付いている紐止め用の金具は取った。
ポケットにはメモ数枚とブックダーツ数個を仕込んである。
シンジポーチは何気に便利だが厚みが増すので今回は使わなかった。

リフィルは軽量リフィル。透けるほどに薄いのに万年筆のインクでも裏抜けしない素晴らしい紙質。
紙が薄くコシがないのでクタッとしていてノートの開きが良い。

しおりの先端にはチャームをつけて、視覚的に上下の判別がしやすいようにしてある。

トラベラーズノート

 

軽量版:
革表紙と軽量リフィルにコルドバ(丈夫な紙みたいな素材)のペンケースを付け、中にメモとブックダーツを仕込みレザーノートクリップで閉じている。

グニョンとするが薄いし軽いのでまあ良いかな。

 

その他のノート:
それ以外では、紙質に問題なくデフォルトでしっかりしたカバーを持つデネルサンティナがなかなか好みだったが、その時は既にトラベラーズノートが完成の域に達していたので結局途中で使用を断念した。

Lifeのヴァーミリオンノートは名前もデザインもカッコよく、紙質も問題なかったけど、その時は既にトラベラーズノートが(ry

途中で使用を断念したノートは、オーバーホール後の万年筆の試筆やインク混色の際の色味調整用に利用している。

 

具体的なノートの使用法はノートを取ることについてに書いています。以上。

ノートを取ることについて

テキストを何らかの媒体に出力すると、頭で忘れても手が覚えていることがあるので、デジタルやアナログ問わずに、なるべく思ったことをメモやノートに取ることにしている。

 

ノート:
昔からプライベートでメモやノートに言葉や感想を書き込んでいて、今は主にトラベラーズノートに万年筆で書き込んでいる。

内容は出来事や感想や心に残った言葉などのテキストを書いた後、その日の日付をつけている。丁度ツイッターのアナログ版といった感じだろうか。
重要な部分はアンダーラインを引いたり、リマインダー用のハイライターで赤線を引いて後で参照しやすくしている。
記述形式に関しては一時期デジタルデバイスでのテキストエディットにはまっていて、その影響が強い。

テキストエディタやブログのようなインターネットのテキスト系サービスを利用していて、西洋系の人たちの文字文化の層の厚さ、こだわりを強く感じた。

 

メモ:
ちょっとしたメモは主にiPhoneを使っていて、今はデフォルトのメモアプリを使っている。線画も描画できるようになっていて、メモ用途ならこれ一つで事足りる。
アナログなメモにはこのロルバーンを使っている。

以前はアナログメモにこだわって色々試したけど、結局パソコンとクラウド連携ができるiPhoneが便利すぎるのでそちらを使っている。
私が携帯性の高いショート万年筆やインクの耐水性にこだわっているのは、屋外で紙にメモを取るのにこだわっていた頃の名残でもある。

個人的な希望としては、文字情報には永続性を、軸にはその名の通り万年持つ様な頑強さを、それぞれもとめている。

 

ブログ:
日々の感想やらメモやらのフロー情報をノートにストックし、その中からブログに載せたいことをMacのテキストエディタでテキスト化して、最終的にブログにアップロードする。
この情報の段階的な圧縮結晶化プロセスがなんか楽しい。

エディタはフォールディングテキストというアプリを使っている。一時期マークダウンに凝っていたので。
長文はドロップボックス経由でiAライターと言うアプリを使ってMacでもiPhoneでも編集できるようにしているけど、今はiPhoneで長文をほとんど扱わなくなってしまった。

iPhoneのブラウザ経由でワードプレスのコンソールにアクセスして微修正とかしてると、ほんと便利な時代になったなぁ、と思う。

 

以前:
すごい昔、デジタルデバイスを知らなかった頃は小さなメモ帳に付属の細い鉛筆でメモを取っていた。
海外文学をよく読んでて、中でもアルベール・カミュが好きで彼の手帖に影響を受けてあんな感じで日々感じたことをメモしていた。

その後デジタルデバイスを使い始め、一時期はiPhoneのタスクペーパーというテキストエディタ(アウトライナー)をメインに使っていた。
iPhoneのタスクペーパーでひたすら書き込み、クラウド連携でMacのタスクペーパーを使って修正や清書をするといった具合。

スマートフォンのアウトライナーは本当に便利で、文章構造自体を直接編集できるのは、まさにデジタルなテキストツールにしか出来ないことだったので、当時メチャクチャはまっていた。

テキスタイズすると手書きみたいな言語表現からかなり要素が失われるが、定型化とかには強いんだろな…抽象化と言うか。

そして万年筆を知って今の形式に至ることとなる。

 

現在:
デジタルデバイスに傾倒してた理由は、私の字がものすごく下手だからというのが大きくて、鉛筆やらシャーペンやらボールペンでノートを取りたく無かったというのが最大の理由なんだけど、万年筆の筆記体験があまりにも良いので今では万年筆に夢中になっている。字は相変わらず凄まじく下手だけど…

アナログメインでテキスト出力をし始めて、自分の文章の出力形態が変わったな、と最近感じている。
デジタルの頃は頭の中の言葉をデバイスに出力する際、なるべく洗練させて文字数を削る方向で言葉を入力してたんだけど、アナログなノートを使い始めて、文字数を特に増やそう、とは考えていないんだけど、自然と長文を書くようになってきた。
それはデジタルデバイスでブログに出力する際も変わらず、昔に比べたらずいぶんと長文を書くようになってきたと思う。
万年筆は字を書いてるだけでも楽しいので、自然と長文になってしまうというのが大きいと思うけど。

 

使ってるノートに関してはトラベラーズノート・レビューに書いています。以上。