今使っている文具 vol.014

手書きの文章って絵画表現に近いのかもな、無意識的な流れをそのまま描写出来るみたいな。

逆に言えばフリック入力やキーボード入力で自動筆記みたいなのは難しいのかもしれない、出力プロセスが異なると言うか。

 

 

今使ってる文具達

 

ystudio ポータブル万年筆・クラシック:
・ニブ:パイロット・EFニブ
・インク: セーラー・極黒


現在の主軸。
使うたびにエイジング感が増し、シンプルなパーツ構成でメンテナンスもし易く、醤油と塩と研磨布で表面は見違えるほど綺麗になる、手入れのし甲斐のある一本。
お気に入り。
これでキャップがネジ式だったら完璧なのに。

木のケースはアスファルトとかに落とすと意外とすぐ凹む。


ystudio ポータブル万年筆:クラシック・レビュー

 

 

Lamy CP1万年筆:
・ニブ:パイロット・EFニブ
・インク:セーラー・ナイト / ブルー


ストーリアのナイト/ブルーでハイライターに使っているCP1。
ダークブルーのモレスキンに極黒、ブルーブラック、ブルーのインクの組み合わせがカッコいい。(どことなくトロン風)


Lamy CP1万年筆・レビュー

 

 

Fabercastell クラシックコレクション万年筆・エボニー:
・ニブ:パイロット・EFニブ
・インク: <ブルーブラック


対モレスキン用装備に換装されたクラシックコレクションのエボニー。
極黒やナイト/ブルー、極黒とナイト/ブルーを混ぜたブルーブラックは裏抜けしなかったけど青墨とカーボンブラックは裏抜けするようだ。(他の選択肢はモンブランのパーマネントインクか?)

パイロットの鉄ニブEFばかりで金ニブすら使えないのは詰まらんが、まぁ仕方ないか。

唯一最大の欠点だったキャップを外す際首軸も一緒に緩んでしまう問題は、首軸にカランダッシュの万年筆みたいに細いOリングを仕込むと解決した。これは素晴らしいので是非オススメ。


Fabercastell クラシックコレクション万年筆:エボニー・レビュー

 

 

モレスキン・ラージサイズ:


モレスキン、紙の質感はペラペラ薄いクリーム色で使っていて楽しくとても好みなんだけど、紙の質が致命的に悪いのが難点だなぁ、やはり。(使ってみた万年筆ユーザーの全てが思うところだろうけど)

トラベラーズノートの軽量リフィルがクリーム色になってモレスキンの中紙になったら名実ともにノート最強かもしれんな。

デザイン面は文句無し。


参考記事:万年筆とモレスキン

 

 

総評:
万年筆を道具として割り切れる様になってから、いろんなノートが使いたくなって来た。
金ニブが使えないのは残念だが、これから紙面に応じて書き方や「描き方」が変わって来るのかもしれない。

器の中身は器に応じて変わる、みたいな。面白い。

今使っている文具 vol.013

 

今使ってる文具達

 

ystudio ポータブル万年筆・クラシック:
・ニブ:パイロット・EFニブ
・インク: セーラー・極黒


現状完璧な実用軸。使ってて面白いし飽きない。

付属の黒いケースに入れて使ってみたけれどキャップが内側で外れてた事が数回有ったので、ケースに入れずにそのままぶら下げるとキャップが外れてペンが抜け落ちるかもな…キャップの脱着自体はスムーズで良い感触なんだけど。(だからケースが付いてきてるんだろか?)

ちなみにモレスキンでも裏抜けしなかった。

 

素材が銅なので十円玉みたいにどんどんドンドン酸化してくんだけどお酢とかに浸けると綺麗になる。
そして研磨布で磨いた後は淡い桜色とも言えるような何とも言えない深みのある美しい色となる。

エイジングされたのも良いけれど、綺麗に磨くと使用感も相まって独特の美しさが出てくる。(なんか茶器や仏具みたいな印象)

 

何故か買った時よりも綺麗。


ystudio ポータブル万年筆:クラシック・レビュー

 

 

 

Lamy サファリ万年筆:
・ニブ:ラミー・カリグラフィー1.1ニブ
・インク:エルバン・エメラルドチボー


カリグラフィー1.1ニブとエルバンのエメラルドチボーでハイライターとして使ってる。

カリグラフィーニブは面白いけれど字の下手な私ではそのスペックは引き出せないなぁとも思う、面白い止まりと。
しかし線の強弱がついて面白い。


 

 

Fabercastell クラシックコレクション万年筆・エボニー:
・ニブ:パイロット・SF14kニブ
・インク: <レッドドラゴン


オーセンティックな万年筆として最後に残った一本。


Fabercastell クラシックコレクション万年筆:エボニー・レビュー

 

 

トラベラーズノート:


いつものノート。軽量リフィルは良い。


トラベラーズノート・レビュー

 

 

A.G.Spalding & Bros. 二本差しペンシース:


普通のペンシース


 

 

 

総評:
一時期は万年筆に狂ってたけれど、ystudioのポータブル万年筆で一区切り付いた感あり。

今使っている文具 vol.011

 

今使ってる文具達

 

Fabercastell クラシックコレクション万年筆・エボニー:
・ニブ:ファーバーカステル・EF18kニブ
・インク: <ノクタジュール


メインウェポン。カステルのデフォルトのニブに戻した。
線の太さがちょうど良いと感じるようになった。


Fabercastell クラシックコレクション万年筆:エボニー・レビュー

 

 

Caran d’Ache バリアス万年筆・エボニー:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク: <レッドドラゴン


シャープな線と鮮烈な発色の<レッドドラゴン>がお気に入りの軸だけど((やっぱり古典インクは扱いが難しいなぁ…))と思った。


Caran d’Ache バリアス万年筆:エボニー・レビュー

 

 

Yard・O・Led バイスロイ万年筆・ヴィクトリアン:
・ニブ:パイロット・F14kニブ
・インク: <エターナライザー


太ニブ軸が無いからFニブ使ってるけどやはりシャープな細ニブが似合うかなぁ…とかとか。


Yard・O・Led バイスロイ万年筆:ヴィクトリアン・レビュー

 

 

ystudio ポータブル万年筆・クラシック:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク: <ディヴァインシャドウ


思いっきり実用軸なのでEF14kニブと軸の色に合った顔料インクの<ディヴァインシャドウ>にした。

割と表面が酸化してきたので銀磨きクロスで磨いたらエイジング感が残ったまま綺麗になっていい感じ、良い。


ystudio ポータブル万年筆:クラシック・レビュー

 

 

Lamy CP1万年筆:
・ニブ:パイロット・EFニブ
・インク: <フランブール


まさかこの軸が鉄ニブEFと染料インクの組み合わせで完成するとは…と言うくらいにはしっくり来る軸。
色々弄ったので感慨深い。

しかし染料インクなのであんま大切なミッションには使えないが…使い心地は良い。


Lamy CP1万年筆・レビュー

 

 

Caran d’ache エクリドールXS万年筆:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク:<ブルーブラック


サブウェポン。EF14kニブと顔料インクの<ブルーブラック>による実用軸。

なんだか((こいつとは長い付き合いになりそうだな…))と思うくらいには良い。


Caran d’Ache エクリドールXS万年筆・レビュー

 

 

Kaweco リリプット万年筆:
・ニブ:カランダッシュ・EF18kニブ
・インク:エルバン・グリヌアージュ


グリヌアージュのハイライター。
調子に乗ってペン芯のスリットを彫り込み過ぎたらフローが良くなりすぎて水っぽいグリヌアージュがペン先からドボドボ出てきてしまった。

フローが良すぎるのも悪い時があるんだな…


Kaweco リリプット万年筆・レビュー

 

 

Kaweco リリプット万年筆・ブラック:
・ニブ:ヴァルドマン・F14k
・インク:エルバン・カーマイン


深紅のカーマインのハイライター。
こっちもペン芯のスリットを深く彫り込んだらグリヌアージュ程じゃ無いけど逆さまにしたらペン先から漏れて来た…逆さまにしなければ良いんだけど。


Kaweco リリプット万年筆 ブラック・レビュー

 

 

トラベラーズノート:


いつものノート。

一時期昔使ってた黒表紙のトラベラーズノートにMDノート・ライトの新書サイズをリフィルとして使ってみたが悪くは無かったかな…一ヶ月も持たずすぐ使い切っちゃったが。

久々に厚手のクリーム紙を使って悪くは無かったが、やはりいつもの軽量リフィルに戻すとこちらの方がしっくりくる。
雑というか気軽に扱えるしどのみち裏から文字は透けるし。

紙の白さがなんか新鮮だった。


トラベラーズノート・レビュー

 

 

A.G.Spalding & Bros. マルチケース:


いつものコルドバのペンシース
ゴムバンドにystudioのポータブル万年筆を引っ掛ける為のフックを付けている。
使い易い。
ショート軸だったらもっと良いなぁ…とか思うけどそっちはそっちで携帯性は高いがフックからいちいち軸を外さないといけないな…

2本のリリプット・ハイライターを入れたカヴェコ・スポーツ用ペンケースも放り込んである。

 

 

HIGHTIDE ダイアリー用ブックスリーブ


筆記具一式が纏められたブックスリーブ。便利。

 

 

 

 

総評:
軸とインクの組み合わせがほぼ決まって来たのでコンバーターを使わずヨーロッパ規格カートリッジのロングサイズに変えてみた。

こっちの方がインクが沢山入って良いかなぁ…胴軸一杯に近いし魔法瓶構造みたいになるからアイドロッパーと違ってインク漏れも心配無いし。

今使っている文具 vol.010

監視せよ、しかし統治するな
戦争を止めよ、しかし戦争をするな
保護せよ、しかし管理するな
そして何より「生き残れ!!」

コードウェイナー・スミス「ノーストリリア」より
お気に入りの言葉。

 

今使ってる文具達

 

Fabercastell クラシックコレクション万年筆・エボニー:
・ニブ:パイロット・F14kニブ
・インク: <ノクタジュール


メインウェポン。なんかしばらく前から首軸のコーティングが一部剥げてきた…


Fabercastell クラシックコレクション万年筆:エボニー・レビュー

 

 

Yard・O・Led バイスロイ万年筆・ヴィクトリアン:
・ニブ:パイロット・F14kニブ
・インク: <エターナライザー


軸を精査して減らしたら太ニブが無くてF14kにした。悪く無い。

機能を増やすには技術が要る。機能を減らすには哲学が要る

みたいな。

Yard・O・Led バイスロイ万年筆:ヴィクトリアン・レビュー

 

 

Caran d’Ache バリアス万年筆・エボニー:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク: <レッドドラゴン


シャープな線の<レッドドラゴン>が美しいお気に入りの軸。


Caran d’Ache バリアス万年筆:エボニー・レビュー

 

 

 

Lamy CP1万年筆:
・ニブ:パイロット・EFニブ
・インク: <フランブール


色々組み合わせを試したけど、このパイロット・デスクペンの鉄ニブEFと染料インク<フランブール>で完成した感がある。

鉄ニブEFのかすれ問題は染料インクのフローの良さでカバーした。
書き心地は針の先みたいな極細鉄ニブなのでこんなもんかな?


Lamy CP1万年筆・レビュー

 

 

Caran d’ache エクリドールXS万年筆:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク:<ブルーブラック


サブウェポン。
デフォルトのペン芯だとフローが悪すぎて長文書いてると途中で擦れて来たけど、モンテヴェルデ・ツールペン万年筆のスリットが2本入ったペン芯にしたら改善された。

良い。


Caran d’Ache エクリドールXS万年筆・レビュー

 

 

Kaweco リリプット万年筆:
・ニブ:カランダッシュ・EF18kニブ
・インク:エルバン・グリヌアージュ


ハイライターのグリヌアージュ。
何気にカランダッシュ・バリアスの大き目なニブも移植出来る。


Kaweco リリプット万年筆・レビュー

 

 

Kaweco リリプット万年筆・ブラック:
・ニブ:ヴァルドマン・F14k
・インク:エルバン・カーマイン


真紅のカーマインのハイライター。
スケルトンのカヴェコ・スポーツ万年筆も試してみたけどやはりコンパクトなリリプットに戻った。


Kaweco リリプット万年筆 ブラック・レビュー

 

 

トラベラーズノート:


いつものノート。


トラベラーズノート・レビュー

 

 

A.G.Spalding & Bros. マルチケース:


コルドバ(革みたいな丈夫な紙)製の封筒をペンシースにしたもの。

これがペンシースの結論かなぁ。

 

 

HIGHTIDE ダイアリー用ブックスリーブ


ダイアリー用ブックスリーブ。筆記具とノート一式が纏められて便利。

モレスキンのノートカードというのが投げ売りされてたのでオプションで入れてある。
万年筆のインクの出が悪い時の調整用とかに使おうかなぁ?とかとか…(使い捨てのメモとか挟んで置いて)

 

 

ミドリ ブラス万年筆


ミドリの万年筆。同じブラスプロダクトながらボールペンや鉛筆の方は素材がかなり薄いが、こちらは厚め重めで重量感がある。
天冠部分は形状は同じでもパーツに互換性は無く、クリップは脱着可能。しかし外した部分は隙間が開く。(オリーブグリーンのボールペンの大き目のリングパーツが付いた天冠を移植しようとしたらダメだった…)

 

キャップは嵌合式で奧のインナーキャップによって固定され、尾栓ポスト時はキャップ内側の板バネ状パーツによって固定される。
が、ポスト時はしっかり固定されず使ってると何気に外れてくるという…
あとポストした場合重心がトップヘビーになるので若干使い難いかな。

ニブユニットは一般的なシュミット系で、ペン芯は無印のアルミ万年筆と同じ肉抜き穴があるタイプ。
パーツ取りにも良いだろう。

 

素材のブラスはエイジングによってかなり質感が良くなるが、全体としては若干中途半端というか、キャップの固定がネジ式だったらなぁ…とかとか…色々勿体無い軸。

しかしトップのリングパーツはとても使いやすかったな。
ショート軸なので取回しも良く、しばらくペンシースのゴムバンドのチャームに使ってた。

 

 

 CROSS センチュリー万年筆


はじめは軸が細い上にツルツル滑って(これは……使い難いなぁ……)と思ったが、しばらく使ってみると何気に使い方が分かって来た変わった軸、クロスのセンチュリー万年筆
軸径はLAMYのCP1よりも細く、どちらかというと特殊軸に入るだろうか?

 

細さはボールペン位でかなり細く胴軸の長さもほぼポスト前提。しかしキャップは軽いのでそれ程気にはならないかな。
ネジ切り部分の造形が何気にエレガントだが気密性は低そう。
軸に走るストライプがキャップと胴軸で揃わないので工作精度は甘めだろうか?

ニブは先端が下方に反れたタイプでペン芯は細目。
ペン芯を削ってパイロットの鉄ニブEFを移植してみたが…ペン芯のスリットはかなり太め深めなのでインクフローは良い方か?

 

クローム軸は表面がツルツルしててかなり滑りやすく、しかも細軸なのでかなり持ち難い。
キャップをポストして少し首軸から距離を持って握ると云う感じで、この軸特有の持ち方がある様だ。しかしどの道かなり滑りやすいのは確かだが…

本格的に使用するならマットブラックの軸の方が良いだろうな、多分。
使っててセーラーの激細万年筆のシャレーナを思い出した… (こっちはなんか面白いペンを万年筆に改造する時にパーツとして使おうかなぁ?と思ってるけど)

 

 

 KAWECO スポーツ万年筆・スケルトン


昔インクローラーユニットを手に入れるために入手したけど、その際首軸を破壊したのでしばらくお蔵入りしてたカヴェコ スポーツ・インクローラー別売りの首軸パーツで復活させたもの。

クリップは安い方のソリッドなデザインで、軸側のアクセントカラーの金と合わせてみた。

スケルトンだからインクが見える専用のショートコンバーターを使うと綺麗なインクが映える。
何気にエレガント。(工作精度が甘いのでなんかピストンが真っ直ぐに伸ばせないけど…)

カヴェコ・スポーツ用のレザーケースだとリリプットと一緒にどっちもクリップ付きで丁度2本とも入る。

 

 

総評:
昔使ってた黒表紙のトラベラーズノートがMDノート・ライトの新書サイズで復活したので今回のリフィルが無くなったらそっち使ってみようかな…

初期のトラベラーズノートは革表紙のサイズがリフィルギリギリなので一回り小さい新書サイズで意外といいサイズ感だな…まだ使ってないけど。

今使っている文具 vol.009

やはり「人格」というのはある種の「スキル」なんだろうか?心理学的概念を考える程にそう思う…

 

今使ってる文具達

 

Fabercastell クラシックコレクション万年筆・エボニー:
・ニブ:パイロット・F14kニブ
・インク: <ノクタジュール


メインウェポン。この組み合わせで固定か?


Fabercastell クラシックコレクション万年筆:エボニー・レビュー

 

 

Yard・O・Led バイスロイ万年筆・ヴィクトリアン:
・ニブ:パイロット・F14kニブ
・インク: <エターナライザー


いつものパイロットEF14kニブからパイロットF14kニブにしてみた。
何気にフロー渋め。


Yard・O・Led バイスロイ万年筆:ヴィクトリアン・レビュー

 

 

Caran d’Ache バリアス万年筆・エボニー:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク: <レッドドラゴン


古典(気味)インクの<レッドドラゴン>が映えるパイロットの極細ニブEF14kで運用。
赤系インクがよく似合う。このインクは細ニブの方が映えるようだ。
古典インクなのでフローが渋く、線はかなり細くなる。

ただキャップの気密性が低く古典インクと相性が悪いのが悩みどころ…(なんとクリップ付け根に空気穴?が空いていた…水を入れたら判ったが…意外)


Caran d’Ache バリアス万年筆:エボニー・レビュー

 

 

Lamy CP1万年筆:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク: <ノクタジュール


手持ちのモダン系デザインの軸の中では割と極みかも。
国産の細線金ニブが使え且つミニマルなデザインの軽やかな軸が何気に使ってて感動する。

ただ首軸プラスチック部分をかなり薄く加工してるので強度が心配。
あと他の軸と同じ一般的なシュミット系ニブユニットを流用してるのに何故かこの軸だとインクフローが渋くなるという…理由は不明。
なぜかcp1はペン先でインクがよく漏れてるのも良く解らん、ラミーのニブを使ってた頃から。
キャップ開閉時の圧の問題か?

凶悪な攻撃力を持った尖り切ったクリップの為に他の軸と気軽に一緒に扱えないのが難点。


Lamy CP1万年筆・レビュー

 

 

Kaweco スペシャル万年筆:
・ニブ:ファーバーカステル・EF18kニブ
・インク: <ラベンダーブルー


オーソドックスながら万年筆では殆ど見かけない、故に却って尖ったデザインと言う風変わり(?)な軸のカベコさん。お気に入り。
構成パーツがほぼ金属製なので頑強なのも好み。

高級軸は何気にネジ部分やキャップインナーパーツにプラスチックを使用してるので「大丈夫かなぁ…」となってしまう、摩耗とか。金属×樹脂だし…

そういう意味ではニブユニット以外全金属製のリリプットが極まってるが。
これくらいシンプルなパーツ構成の銀軸とか有ったら良いが…

インクは古典(気味)インクの<ラベンダーブルー>でニブはファーバーカステルのEF18kニブ。
試しにクリップをつけて運用中。今度ブラスバージョンも出るそうだ。


Kaweco スペシャル万年筆・レビュー

 

 

Caran d’ache エクリドールXS万年筆:
・ニブ:パイロット・EF14kニブ
・インク:<エターナライザー


しばらくハイライター用途で使っていたが下記ブックスリーブに外付けのペンホルダーがあったので、相応しいのはショート万年筆かな?と思いメインの実用軸に復員した。

ニブはパイロットEF14kでインクはやはり銀軸に良く合う青系の<エターナライザー>。
極細の線が引けて気分が良い。

インクフローが悪すぎるのが欠点か?


Caran d’Ache エクリドールXS万年筆・レビュー

 

 

Kaweco リリプット万年筆:
・ニブ:パイロット・SF14kニブ
・インク:エルバン・グリヌアージュ


エクリドールXSの代わりにハイライターにしたアルミのリリプットさん。
ニブは線幅が可変しやすいSF14k。
インクはいつものグリヌアージュ、上品な色。

グリヌアージュは紙面の圧迫感が増さないので気軽に引けるところが良い。


Kaweco リリプット万年筆・レビュー

 

 

Kaweco リリプット万年筆・ブラック:
・ニブ:カヴェコ・インクローラーユニット
・インク:エルバン・カーマイン


いつもの深紅のカーマインを使ったハイライター。
試しにカヴェコ・スポーツ用のインクローラーユニットを使ってる(カヴェコ・スポーツ・インクローラーはもう廃盤なんだろうか?ローラーボールなら有る様だが)。

万年筆のニブと違ってインクローラーは要は万年筆インクが使えるボールペンなので、線幅もインクの濃淡もほぼ一定。
染料インクだからかサラサラした書き心地だが、たまにゴリゴリした感触があるな…(インクの粘度が油性インクと違ってかなり低いだろうから、ペン先の球体の感触が直に伝わるんだろうか?)

無意味にブロンズのクリップ付けてるが何気に似合ってるな…


Kaweco リリプット万年筆 ブラック・レビュー

 

 

A.G.Spalding & Bros.・マルチケース:


コルドバ(革みたいな丈夫な紙)製の封筒みたいなケースで本来ペンシースではないが、クリップで挟んで軸を並べられるベルトみたいなパーツを仕込んで、中で軸がガチャガチャし無い様にした(CP1の凶悪なクリップ対策…)。

色々ペンケース関連は模索したがこれが結論かも…
ここの製品は何気にかなりレベル高い。

ペンは頑張ったら7〜8本位は入るかな?
ハイライター用のリリプット二本は専用レザーケースに入れてそのまま放り込んである。

 

 

トラベラーズノート:


軽量版。詳細はレビューを。
クリップを無くしてオプションにブックマークルーペというものを付け加えてみた(特に使わんけど…)。


トラベラーズノート・レビュー

 

 

HIGHTIDE・ダイアリー用ブックスリーブ


ハイタイドのダイアリー用ブックスリーブ・A5サイズのレベルが高かったのでトラベラーズノートや万年筆入れをまとめて運ぶカバンとした。

レザー使っててデザインのレベルも利便性も高いが、時期が時期なだけに?かなり値段が下がっていたので購入してみたがとても使い易い。
構造はメインの収納スペースとサイドポケットに外付けのペンホルダー(!)とミニマルな構成。
とてもダイアリーのおまけとは思えない、単品としても十分成立しそうな商品。
横幅がトラベラーズノートと何気にぴったり。

底の方にスペースが空くので普通の文具もついでに入れてる。

 

 

CRYSTAL ARMOR・レザーiPhoneケース


外出時には必ず持ち歩くiPhone用のレザーケース
厚いレザー製なのでかさ張るがかなり良いもの。トラベラーズノート風にアレンジして使っている。

表紙裏にSinjiポーチケース横型を貼り付けカード入れにして、コルドバ(革みたいな丈夫な紙)の名刺入れを間に挟んでオプション入れにしサイフ機能も持たせた。
Sinjiポーチはかなり使える。

折り目部分の革が何気に薄く削って?あって開閉しやすく気が利いている。

 

 

総評:
相当ミニマルになってきた、というには万年筆が多すぎだが…

 

思ったんだけどインクカートリッジの素材を柔らかシリコンにしたら簡易コンバーター的になって良いんじゃなかろうか?

ペン芯とかもシリコンにしたらホントに万年持つかもな…

今使っている文具 vol.003

今使っている文具達

 

Lamy スカラ:
・パイロット F14kニブ
<BBB>
メインウェポン。首軸が緩み易くなって来たのが最近気になる。

持ってる人ならわかると思うけど、首軸のパーツ構成が特殊で、円筒形のパーツが首軸全体を覆っていてその部分だけ独立可動するので、首軸を締める時にいちいちペン先に近い部分を持たねばならず、インクで手が汚れるのがなんかやだ。

それ以外には不満は無いんだけど。

ラミー スカラ万年筆のレビューはこちら

 

Kaweco スペシャルFP:
・パイロット EF14kニブ
<ベルベットダークネス>
細軸を極細ニブで運用したらどうなんだろう?と思ってEFニブを付けたら使い心地が良かったのでそのまま使ってる。

最近ノートに記述する際、主観的な感想はこの極細字で、勉強した語句の引用部分とかはスカラの細字の方で、と分業化されてきた。

カヴェコ スペシャル万年筆のレビューはこちら

 

Caran d’ache エクリドールXS:
・パイロット M14kニブ
・エルバン <カーマイン>
ハイライター。使える。便利。

カランダッシュ エクリドールXS万年筆のレビューはこちら

 

3本挿しペンシース:
上記の3本を運用するためのペンシース。
やはり持ち物は少ないほど良いのでこのペンシースに集約されてきた。

 

お気に入りのSF小説、量子怪盗

ゲーム理論の枝葉をダイヤモンドのチェーンソーで伐り落とす

って言葉が好き。

あの時代は精神を走らせる演算ハードウェアの素材にダイヤモンドが一般的に用いられている世界なので、この場合は「研ぎ澄まされた精神で選択肢を洗練させる」という意味になるんだろうけど。

万年筆達

 

Kaweco リリプット:
・パイロット EF14kニブ
<ノクタジュール>
最近下記のリリプット専用レザーケースで運用し始めてさらに機動性が増したハイマニューバ・ショート万年筆。
フォーマル用途を完璧にこなす。

カヴェコ リリプット万年筆のレビューはこちら

 

Kaweco リリプット専用レザーケース:
カヴェコ リリプット専用の1本挿しレザーケース。
カヴェコ スポーツ用のケースみたいに入口横辺りに穴を開けて金具を通し、ストラップにしたらものすごく携帯性の高いショート万年筆用ストラップになった。

いつもの筆箱にストラップとしてつけてカバンのポケットからぶら下げてるけどすこぶる使いやすい。
ちなみにエクリドールXSも天冠部分がはみ出るけどちょうど良いサイズ。
トラベラーズノートのパスポートサイズを使ってる人は、革表紙の金具の辺にぶら下げておくとすごく便利だろうなぁと思う。

ただし、コストパフォーマンスに優れ機能性、拡張性共に高いのだけど、質感も値段相応なので実物を見てもあまりガッカリしないように。

どうやらロットによって造りや素材に違いがあるようだ。
私のものは2本挿しは薄茶色でシワ加工された革を使って縁が処理してあったけど、この1本挿しはシワも無く濃い肌色で縁は処理されていなかった。
共通項はかなり柔らかい(薄い革を使っている)という点。

 

トラベラーズノート:
いつものノート。

トラベラーズノート・レビューはこちら

トラベラーズノートと万年筆達

 

その他文具:
いつもの筆箱。
カランダッシュ849は使える。流石は噂のゴリアット・リフィル。

 

総評:
インクの息切れ問題は染料インクのBBBでも数ページ書き込んだら起こったので、これは万年筆の構造的な問題なのかなぁ?とも思う。

つまりは長文を書いた後とかは時々首軸を外して、コンバーターのハンドルを捻ってインクを首軸側に押し出す作業をしなければならないようだ。まあそんなものか。

 

今はほぼ黒に近いインクばかり使っているけど、昔のノートを読み返すと派手な染料インクばかり使って色水遊び感が凄かった。
あの頃はサファリとかでいろんな色の派手なインクばかり使って遊んでいたが、あれはあれで楽しくはあったな。
水に濡れたら一発で終わりだし、ラミーのブルーとかは既に退色して薄くなっているけど…

今使っている文具 vol.002

最近ハマってる曲。 スプレンデッド フォルムシャイニング アイズ
カタボリズムに続くアンビエント系のボス曲で中毒性があってずっと聴いてる。

 

今メインで使ってる文具達

Lamy スカラ:
現在の筆頭万年筆。パイロット・F14kニブを付け、BBB(パイロット・ブルーブラックとパイロット・ブラックの混色)を入れて使用している。
とても使いやすいんだけどBBBが染料系インクなので紙を選ぶし耐水性も完全ではないので、主にトラベラーズノートに長文を書くようなカジュアルな用途で使っている。
やはり長文を書いても途中でインクが途切れない淀みないフローは使っていて気分がいい。
この軸があまりに使いやすいので重め太めの軸に目覚めた。
ラミー スカラ万年筆のレビューはこちら

 

Waldmann セトラ:
もう一つのメイン万年筆。パイロット・F14kニブを付けベルベットダークネス(極黒+ストーリア・ブルー+ストーリア・イエロー)を入れて運用。
すこぶる使いやすいし雰囲気のある軸で今のお気に入り。
ヴァルドマン セトラ万年筆のレビューはこちら

 

Waterman メトロポリタン:
パイロット・F14kニブにセピア(ストーリア・ブラウン+ストーリア・イエロー+極黒+ストーリア・ブルー)で運用。
気分転換とブルーブラック系の補色としての暖色系インクが使いたいので使っている。
ウォーターマン メトロポリタン万年筆のレビューはこちら

 

3本挿しペンシース:
Cp1の尖ったクリップがカベコさんに傷をつけて以来、ちゃんとした仕切りのあるペン入れが欲しいなぁと思ってこのペンシースに行き着いた。フルサイズ万年筆を3本も持ち歩くかな?と思ったけど現に今持ち歩いている。
主にカジュアル用途な万年筆を入れている。

 

Kaweco リリプット シルバー:
EF14kニブにノクタジュール(極黒+ストーリア・ブルー+ストーリア・レッド)を入れて使っている。
極細ニブと顔料インクは紙質の悪い書類にも使えて実用的な万能の軸。
フォーマルな用途では本当に頼りになる。
カヴェコ リリプット万年筆 シルバーのレビューはこちら

 

Kaweco リリプット ブラック:
リリプット・シルバーの予備としてセピア(ストーリア・ブラウン+ストーリア・イエロー+極黒+ストーリア・ブルー)とEF14kニブで運用。
カヴェコ リリプット万年筆 ブラックのレビューはこちら

 

Caran d’ache エクリドールXS:
主にハイライター用途で使うエクリドールXS。パイロット・M14kニブを付けてエルバンのカーマイン(ラメ無し)で赤線を引くための軸。
銀軸に真紅のインクがよく似合う。
カランダッシュ エクリドールXS万年筆のレビューはこちら

 

カヴェコ・スポーツ用ペンケース:
実用系のショート万年筆入れとなったカヴェコのレザーケース
フォーマルな用途で使えるリリプットが2本とハイライターのエクリドールXSが入ってる。

 

トラベラーズノート:
いつものノート。軽量リフィルがお気に入り。そういえばキャメルが定番カラー化したらしい。
ブルーエディションの色は緑寄りのブルーブラックって感じで個人的にはかなり好み。
このブックダーツ数個とトランプメモ数枚をポケットに仕込んでいる。
トラベラーズノート・レビューはこちら

トラベラーズノートと文具

 

Kaweco ペンシルスペシャル 0.7 シルバー:
昔、万年筆を知る以前に買ったシャープペンシル。この製品からカヴェコを知った。
使用感は鉛筆みたいな角柱にしては意外と太いという印象。
別売りのクリップもあるんだけど筆箱を太くしたくないからつけてない。クリップは万年筆のカヴェコ スペシャルと共用。

評判は良いらしく、カヴェコ スペシャルで検索するとこのペンシルスペシャルばかりヒットして万年筆は全然ヒットしない。万年筆のカヴェコ スペシャルもかなりかっこいいと思うのだが…

内部にOリングが複数使われており、それぞれネジの緩みやパーツのガタつきを防いでいる模様。作りが丁寧。

 

カランダッシュ849:
万年筆を知った今、ボールペンをメインで使う気はないんだけど、もし使うならこれだな〜と思っていたカランダッシュ849
色はスイスっぽい朱に近い赤色のものにした。
構造はシンプルかつ欠けた所の無い造りで、デザイン共々素晴らしいなと感じた。

一時期インクローラー(万年筆のインクが使えるボールペン)にはまってて、パーカー・リフィルの中身の油性インクをエタノールで洗浄して青墨を入れてこの849で使っていたが、すこぶる使いやすかったな。
インクローラーは色がかなり薄く出るので、青墨はなんかパステルカラーの青みたいな色になったけど、朱に近い赤軸からパステル・ブルーのインクが出るのがポップな感じで好きだった。
顔料インクを使ったインクローラーは多分最強文具の一角になると思う。

インクローラー化した849自体は、リフィルからのインク漏れに関してはOリングでなんとかなったけど、ペン先の気密性がどうにもならず、このファーバーカステルの消しゴムをキャップ代わりに付けてたけど持ち歩き文具としては不安定すぎてちょっと実用化は無理だった。

で、この849をいじくりまわしていて、この軸をカヴェコ スペシャル万年筆みたいな仕様の万年筆にして価格を5000円以内くらいに抑えてポップなバリエーション展開とかしたら売れるだろ〜な〜と思った。私が欲しいだけかもしれないけど…
エクリドールはポップな849に比べてヘヴィすぎるので何か違う。

 

ミドリ ブラス定規:
普通の定規
ブラス製なので雰囲気がある。

 

Metaphys 薄型消しゴム gum:
かなり薄くて板ガムみたいな形状の消しゴム
場所をとらなくて使いやすい。

 

Highmount シザーズプラス:
携帯用の簡易ハサミ
ハサミは持ち歩いておくと何かと便利。

 

紙和 ペンケース スリム:
細く長い好みのシルエットで、上記の万年筆以外の文具がきっちり収まるペンケース

今まで万年筆ばかり持ち歩いていたけど、一般的な文具も持ち歩いてみたら意外と便利だったのでそのまま持ち歩くことにした。

通常文具

 

総評:
しかしこんなに万年筆いっぱい持ち歩いてどうすんだろ?ってくらい持ってる。6本も…
ホントはカジュアル用途のスカラとフォーマル用途のリリプットとエクリドール・ハイライターの3本があれば事足りる。
まあ楽しいからいいけど。

私は万年筆以外では字を書けないので、私にとって万年筆は実用筆記具以外の何物でもないのだけど、それでも自分の中で万年筆に実用性を求める部分と官能性を求める部分があるんだと思う。
そして後者が変わった軸を見つけたり無駄にインクを混色したりして量を増やし、前者がそれらを洗練させる、というプロセスがあって、そのせめぎ合いが結構楽しい。

結局情報があっても経験がなければそれらを理解したり活用したりできないので、どの道こういうプロセスを辿る事となるんだろうけど。

ラミー スカラ万年筆・レビュー

現在の筆頭万年筆、Lamy スカラ。適度に重く適度に太い軸と、パイロットF14kニブ、自家調合インク<BBB>

 

アウトライン:
全体的なデザインはLamy CP1Lamy サファリ位の大きさに拡張した感じで、シルエットはサファリにかなり似ている。が、素材はほぼ金属製なのでかなりずっしりした重さ。

持ち心地はちょっとしたステッキの様な、ソリッドで重量感あるエレガントな軸。

 

仕様:
キャップは嵌合式。脱着の際は確かなクリック感とスムーズな脱着感が両立しており高級感がある。

クリップはバネ式。エッジが立っているからCP1程ではないが十分な攻撃力を持っているので取り扱い注意。
マットブラックの塗装は適度に抵抗ある手触りでいい感触。しかし皮膜が弱いのか私のスカラはキャップ部分のエッジの塗装が少しペリッと剥がれてしまった。

首軸部分は鏡面仕上げ。しかし使っていてツルツル滑るという感じはしないかな。
この長いグロスの主軸と胴軸のレイアウトは絵筆のデザインのアナロジーと思われる。

 

構造:
首軸はCP1プラチナコートと違いほぼ金属製で頑強。

私はこの首軸がペン芯を収める部分のプラスチックをドリルやヤスリで削って拡張し、シュミット系の首軸インナー部分のペン芯ユニットを移植してパイロット カスタムの金ニブを使用できるように改造してある。

その際注意点として、スカラのキャップ内部はラミー系のニブが収まるギリギリの空間しか確保されていないので、かなりニブを首軸側に押し込めなければならない。キャップ奥にニブの先端がつっかえてしまうので。
だからシュミット系のペン芯の横幅を一回り細く紙ヤスリで削るなどの擦り合わせが必要となる。

ラミー スカラ

 

総評:
私は基本的にストーリアの混色インクを使っていたのだけど、ある程度の太ニブで長文を書いていると途中で息切れみたいにインクが出てこなくなることがあって、それが嫌でパイロットのインクを使うことにした。

顔料系はもともとフローがあまり良く無く、さらにインクは混色すると粘度が上がってフローが悪くなるらしい。

で、パイロット・ブルーブラックは染料系ながら耐水性があるのでしばらく使っていたが、その色の薄さと明るさにどうしても我慢ならず、パイロット・ブラックと混色してみたらかなり理想のブルーブラックが出来上がった。(耐水性は顔料に比べるとオマケみたいなものだが…)

この混色インクBBBと、パイロットF14kニブ、そしてスカラの適度に重く太い軸の組み合わせが私の手に実によくなじみ、現状手持ちのペンの中で一番使い勝手がいい。

頑強な軸と適度な重さ太さ、良好なインクフローで途切れなくガシガシ使い込めるのが使っていて本当に楽しい。

 

私の用途ではラミー系のニブは線が太すぎて使えないので、ラミーの軸を使う際はかなりの改造をするのだけど、結局市販の製品は自分にとって理想の道具を作るための素材に過ぎない、と思うので、これからもどんどん改造していくと思う。
あまりドリルとか使わない可逆的な改造で済ませるのが、本当はいいんだろうけど。

ラミーの軸は過去の延長でない、現代の新しい万年筆をつくろうという気概を感じるので、改造してでも使いたい魅力がある。

ちなみにラミーのニブとペン芯はラミー2000以外金ニブも含め全て共通であり、互換性があるものと思われる。
ペン芯を外すのにかなり苦労する軸もあるけど、かなり頑張ればなんとかなる。

 

万年筆は軸とニブとインクと紙の組み合わせの試行錯誤が楽しいのだけど、偶にこういうぴったりと歯車がかみ合ったようなベストな組み合わせができると嬉しくなる。幸せ。

ラミー スカラ

 


スペック:
Lamy Scala/ラミー スカラ

-全長・14.1cm(キャップ有り)/13.2cm(キャップ無し)
-最大重量・42g(キャップ含め)/25g(キャップ無し)
-最大軸径・1.6cm(キャップ有り・クリップ含め)/1.2cm(キャップ無し)

Lamy Safari/ラミー サファリ (参考用)
-全長・14cm(キャップ有り)/12.9cm(キャップ無し)
-最大重量・18g(キャップ含め)/10g(キャップ無し)
-最大軸径・1.7cm(キャップ有り・クリップ含め)/1.2cm(キャップ無し)

今使っている文具 Vol.001

今メインで使っている文具達

リリプット・シルバー:
現在のメイン万年筆。<ブルーブラック>を入れている。
ニブはパイロットのEF14Kニブ。

一時期ペリカンのブルーブラックやパイロットのブルーブラックを入れたけど、前者は色は好みだけどフローが渋くてペン先の乾燥にも弱く使い難かった。
パイロットはフローは良いんだけど色が今ひとつというか、光にかざすと赤光りするのが気になった。

フローがよくて色が好みで耐水性のあるフォーマルでも使えるブルーブラック系のインクをずっと探してきたけど中々これといったものがないので、結局顔料系自家調合インクに戻ってしまう。
ここまで要件を定義すると本当にインクの選択肢が少なくなるのが困り物。

カヴェコ リリプット シルバーのレビューはこちら

 

リリプット・ブラック:
サブ万年筆。フォーマルな用途にも使えるようにほぼ黒に近い薄墨のような<ノクタジュール>を入れている。しかしそろそろ飽きたので<セピア>に変える予定。

セピアは寒色のブルーブラックの補色なので紙面に温かみを添えるにも良いアクセントになる。
万年筆は同じ色を使い続けるとだんだん飽きてくるので結構頻繁に色は変えている。ニブは同じくパイロットのEF14kニブ。

カヴェコ・スポーツ用のスポイト式コンバーターが一応リリプットでも使えるんだけど、少しサイズが長すぎて奥でつっかえてフローが安定しないので結局空のカートリッジに注射器スポイトでインクを入れている。
しかしこれはスポイトをいちいち洗うのが面倒なのでショート万年筆用のコンバーターが欲しいと思う今日この頃。
ちなみにエクリドールXSにはカヴェコ・スポーツ用ショートコンバーターは使えなかった。

カヴェコ リリプット ブラックのレビューはこちら

 

カヴェコ・リリプット用レザーケース:
リリプット専用のミニサイズレザーケース二本差し用。
専用だけあってサイズはピッタリで上記の二本のリリプットが丁度良く収まる。革が柔らかいので手触りがよく使いやすい。
現在はこのレザーケースにリリプット二本入れを持ち歩き用万年筆にしている。持ち運びと実用性を考えたらこの組合わせに行き着いた。

しかしこんなに小さくて軽いのに、デザイン的にも十分満足のいくフルスペックのショート万年筆を二本も持ち歩けるのは密かに感動すら覚える。
カヴェコの製品思想みたいなのは割と私のミニマルな好みと一致しているんだろうな。

昔は予備のショートインクカートリッジをこの筒に入れてミッションパックにしてたけど、カートリッジインクで良いのがないのと万年筆二本運用で予備インクが要らなくなることに気づいたので二本差しを持ち歩くことにした。

トラベラーズノートとカヴェコ・リリプット用レザーケース

 

Lamy CP1:
主に家で使うフルサイズ万年筆が欲しかったのでCP1を使っている。インクはパイロット・ブルーブラック。
今ひとつフローが安定しないので顔料系インクよりもパイロットBBの方が相性がいいらしい。色が青すぎで薄いのが玉に瑕。
ニブはパイロット・F14kニブ。

ラミー CP1のレビューはこちら

 

カランダッシュ・エクリドールXS:
主に家用のショート万年筆。パイロットのF14kニブを使いエルバンのカーマインを入れている。
カーマインは耐水性がないので実用的ではないけどハイライター的には使えるし何よりも発色が美しい。
フローも良好で色も濃く使いやすいインク。しかし色の濃淡はあまりでない方。

カランダッシュ・エクリドールXSのレビューはこちら

 

カヴェコ・スポーツ用レザーケース:
リリプット二本とエクリドールXS一本がきっちり入るレザーケース
本来はカヴェコ・スポーツシリーズを二本収納するためのものでリリプット二本用ケースよりもひとまわり大きい。

こちらのケースもコンパクトで使いやすいのでエクリドールを外でも使いたい時に使っている。エクリドールが重たいのでリリプット二本差しよりズッシリくる。

トラベラーズノートとカヴェコ・スポーツ用レザーケース

 

トラベラーズノート:
ブルーエディションに厚紙とマスキングテープで補強したクラフトファイルを改造した中表紙と軽量リフィルで運用している。

ノートは色々と試してみたけどA5スリム、ハードカバー、ゴムバンド、しおり、中ポケット、万年筆でも裏抜けしない紙、ページの開きの良さ、という要件を満たすノートを探すとこれに行き着いた。お気に入りの一冊。

昔はモレスキンやらツバメノートやら色々使ってみたが前者はデザインは素晴らしいが肝心要の紙質がどうしても納得いかず、後者はデザインが良くないのでカスタマイズできるトラベラーズノートに落ち着いた。

トラベラーズノート・レビューはこちら

 

総評:
色々と選択肢を模索した結果持ち歩き文具はリリプット二本とトラベラーズノートに行き着いた、今の所は。

持ち歩ける万年筆を色々模索したけれどもやはりシンプルで頑強な構造のリリプットはなかなか極まってる。特に極細のEF14kニブが使いやすい。Fニブとか太めのニブになるとある程度重さがあり低重心のフルサイズ万年筆の出番になってくるが。EF14kニブのリリプットはその軸の軽さと細い線でペン先をしっかりコントロールしている感じがいい。

しかし結局道具というのは必要最低限安定して使えるという要件は満たしておかないとストレスがたまるんだなぁと思った。
フローが悪くてインクがかすれたり紙質が悪くて裏抜けしたりしないのがいいな、やっぱり。

ラミー CP1万年筆・レビュー

筆頭万年筆ラミー CP1。手持ちの万年筆の中で一番手がかかった軸。
<ブルーブラック>が良く似合う。

 

アウトライン:
CP1=Cylindrical Penの名称通り円筒形の細軸と金属ムクのクリップのみという超シンプルな造形が美しい。
クリップは金属ムクでバネ式。

マットブラックの質感が手によく馴染む。

LAMY CP1

 

構造:
キャップは嵌合式で取り回しは便利だが、空気穴が空いているのも相まってネジ式に比べるとドライアップに弱い。

私のCP1は首軸をCP1 プラチナコートのものに代えて、その首軸の内部をドリルでくり抜いて、シュミット系のペン芯と首軸インナーが入るくらいヤスリで拡張して、シュミット系の首軸ユニットを仕込めるよう改造している。
無論パイロットニブのプラットホーム化の為。
ニブはパイロット・カスタムの金ニブF14k。

 

ラミーのニブはEFでもパイロットのMくらいあり、金ニブはEFでもさらに一回り太くなるため、実用では使い難いのでパイロットニブのプラットホーム化した。
代償として首軸周りのプラスチックが薄くなり破損しやすくなっている。

 

あと欠点は攻撃力を持つくらいに尖り切った凶悪なクリップのエッヂくらいか。
昔このモレスキン・ペンケースに無造作にペンをしまっていた頃はよくカベコさんを凹ませていた。

LAMY CP1

 


スペック
Lamy CP1/ラミー シーピーワン

-全長・13.45cm(キャップ有り)/12cm(キャップ無し)
-最大重量・20g(キャップ含め)/12g(キャップ無し)
-最大軸径・1.2cm(キャップ有り・クリップ含め)/0.95cm(キャップ無し)

Lamy Safari/ラミー サファリ (参考用)
-全長・14cm(キャップ有り)/12.9cm(キャップ無し)
-最大重量・18g(キャップ含め)/10g(キャップ無し)
-最大軸径・1.7cm(キャップ有り・クリップ含め)/1.2cm(キャップ無し)