表現について

いくら能力があっても、それを継続発露させるだけの意志力がなければ、表現として物理現実に具象化されない。
ましてやその表現が社会に認知され、さらに評価を得る、という次元に至っては、まさに神のみぞ知るといったところか。
しかしクジを当てるにはまず購入というプロセスが必須であることも、また確かなのだが。

人はそれぞれ自らの内に内的力動を持ち(心理学ではリビドと呼ぶ)、その力動はある一定の表現形式を得無ければ可能性として潜在化したままとなる。
表現の形式は、意味情報による言語的表現から身体的動作を使った抽象的表現まで種々様々あり、その中から自分に合った表現形式を見つけ出すのは、おそらくその個人にとって一生の仕事の一つとなりうるだろう。

リビドを源泉とした創造的行為とは、人間の人間による再創造の、反復ないし模倣なのだ。

投稿者:

ノクタジュール

万年筆が好きな人。