ファーバーカステル万年筆 オンドロ・レビュー

ソリッドでポップな美しい軸、ファーバーカステル万年筆 オンドロ
万年筆としてはかなり個性的なデザインだけど、造形としてはかなり高精度で好感が持てる。

ニブは線が太いので使わなくなったクラシックコレクション・エボニーのEF18kニブに代え、インクは白い軸に合わせて爽やかなセーラーの青墨にしてみた。

 

アウトライン:
デザインは短めでかなり太めの六角柱という、ソリッドでボリュームのあるデザイン。
首軸周りは削った鉛筆を思わせる形状をしており、滑らかな曲線を描いている。

ファーバーカステル万年筆 オンドロ

 

ディテール:
キャップは金属製の嵌合式で、パーツとしてはゴロッとしていてかなりのボリューム。
キャップの内側は半透明のインナーパーツが覆っているが、入り口から少しハミ出て見えるのが残念。

クリップはバネ式で、金属のムクでは無く中身は中空になっている。

 

首軸は短めながらエレガントな曲線を描いている。
樹脂軸は首軸と胴軸との間に継ぎ目が出来て目立つが、木軸は首軸が金属製なので継ぎ目は気にならなさそう。

首軸インナーユニットはファーバーカステル低価格帯モデルで共通のものを使ってるようで、同社のアンビションと互換性がある。

ペン芯は一般的なシュミット系のもので、ニブは同社のクラシックコレクション・エボニーのものを流用してみた。

胴軸はほぼ全てプラスチック製なので、ボリュームが大きめながらかなり軽い。

 

付属のコンバーターは一般的なシュミット系に社名を入れたもの。

 

総評:
正直この持ち歩きに適さない、ほぼプラスチックで出来た軽量の太軸はあまり実用的とは言えないけれど、デスク上で使う分にはオブジェ的な意味でもカッコよくって面白い軸だな、と思った。

ファーバーカステルの軸は高精度な造形なのでどれも好感が持てる。

ファーバーカステル万年筆 オンドロ

 

備考:
インクを入れる際、プラスチック製の白い首軸にインクが染み付いてプラチナのインククリーナーに浸けても取れなかったけど、消しゴムでこすったら消せた。

 


スペック:
Fabercastell Ondoro/ファーバーカステル オンドロ

-全長・12.8cm(キャップ有り)/12.5cm(キャップ無し)
-最大重量・34g(キャップ含め)/17g(キャップ無し)
-最大軸径・1.9cm(キャップ有り・クリップ含め)/1.4cm(キャップ無し)

Lamy Safari/ラミー サファリ (参考用)
-全長・14cm(キャップ有り)/12.9cm(キャップ無し)
-最大重量・18g(キャップ含め)/10g(キャップ無し)
-最大軸径・1.7cm(キャップ有り・クリップ含め)/1.2cm(キャップ無し)

投稿者:

ノクタジュール

万年筆が好きな人。